幸せを願い、厄を祓う
神田の天理ギャラリーで4月4日まで開催されていた「台湾庶民の版画・祈福解厄」展、滑り込みセーフで見に行って来ました。
台湾では、幸せを願い厄を祓うとき、紙のお札や紙銭、紙製の供物をお供えして燃やし、天に願いを届けます。
その、紙のお札や紙幣、紙で出来た供物が展示されていたんですが、私の心を捉えて離さなかったのが、
こちら。十二元神さんたち。
なんとも素朴で味わい深いお顔。
しかもハンサムさん、困り顔さん、
お痩せさん、一人一人顔が違う。
それから、こちら。
これは突然もめごとが起きたり、病にかかったときはこの鬼たちが憑いたから、ってことでこのお札を燃すそうなんですが。
鬼ってより、
チューリップさん?
悪いことしそうに見えないし、
「よお」
って気さくに挨拶しそうだよ。
展示の五鬼はもう一種類あって、
おお。こっちはちょっと悪そう。
でも近所のちょっと不良な兄ちゃんって感じ。
でもやっぱり、最後は厄を祓って福を呼んでくれるお札で終わりましょうか。
ところで。
お墓詣りで紙銭を燃したら、近くに停めた自分のベンツに引火、ご先祖に本物ベンツを燃やしてお供えしちまった人がニュースになってました。
たぶん、ご先祖様が天国で喜んでドライブしてくれてると…。
で、え?Macの電源アダプタは見つかったかって?
欸?你說什麼?我已找到Mac的充電器嗎?
……
アダプタのお札燃しに台湾行ってくるかな…