一日遅れだけどハッピーバレンタイン!(どうせ台湾、夏にもう一回あるし) 對不起遲到了一天,祝你們情人節快樂~(反正台灣又有七夕情人節)!
台湾華語の先生から聞いた可愛い話。
台北で出会った台湾人と日本人←仕事で滞在。
出会って一週間で恋に落ちるも、
台湾人は日本語がわからない。
日本人は台湾華語がわからない。
意思疎通は英語。
ある日、日本人の彼から台湾人の彼に音声のメッセージが届いた。
しゃべれない華語を一生懸命練習して、吹き込んだらしいメッセージ。
でも、何度聞いてもわからない。
どうしてもわからない。
そこで日本人の発音に慣れている先生にヘルプミーコールがかかる。
「なんかね、お粥って言ってるみたいなんだけど、何て言ってる?」
先生、何度か聞いて「!」閃く。
「我喜歡你って言ってるよ。君が好き、だよ!」
「いや〜〜〜(歓喜)!ねえ、我喜歡你って日本語で何て言うの?」
日本人の彼は我喜歡你って言ったつもりだったんだけど、
我稀飯你にしか聞こえなかったっていう...(稀飯はお粥の意味です)。
こちらで発音ご確認ください...。
一生懸命がんばったメッセージ、ちゃんと台湾人彼に伝わってよかったなあ。
けど、台湾人に言わせると、日本人のこういう発音って可愛く聞こえるらしいです。
まあね、人と状況によると思うけどね!
外国人の、こう、発音の下手さってよく揶揄されるんですが、
有名なのは「水餃」と「睡覺」です。
日本語で無理やり書くと両方とも「シュイジァオ」なんですが、
シュイとジァオそれぞれに音程があるので、
ここが違うとネイティヴに伝わらない(書いてて自分で自分を刺す気持ち、うう)。
そこを掴みにした歌があります。
台湾で活動して、三年前に英国に帰った前進樂團(Transition)という
三人組の「對不起我的中文不好(Sorry, my Chinese isn't so good)」。
MV冒頭でお兄ちゃんに「ハロ〜、そこのアメリカ人〜」と声をかけられるメンバー。
「僕、イギリス人です。」
「あ、ごめん、わからなかったよ〜。」
「我要睡覺(僕、眠りたいです)。」
「你很累嗎?你要睡覺(疲れてるの?寝たいんだね)。」
「不累不累,我要吃"睡覺"(ちがう、疲れてない、僕は"睡眠"を食べたいです)。」
「啊!你要吃"水餃"!(あ!"水餃子"食べたいんだね!)」
曲もほのぼのしていいし、MVには台湾の雰囲気が溢れているし、
なかなかいいですよ〜。ご視聴あれ。