台湾大好き 真喜歡台灣

気がついたら大好きになっていた台湾の魅力を追求しつつ、日本のよさも再発見! 邊追究完不挖的台灣的魅力,邊再發現日本的好處!

小さな小さな革命 什麼是「微革命」呢?

「微革命」って何のこと?
という一文がとある台湾の新聞に載っていました。
 
「小さな革命」って何のこと?
 
就是從日常生活找一些小善事,每天堅持執行,產生巨大的能量。
それは、日常生活から何か小さな善行を探し出して毎日必ずやり抜き、
計り知れない大きな力を生み出すこと。
 
2011年、華視新聞と台灣yahooが「2011年、最も幸せに感じたこと」
というテーマで投票を募りました。
1位は「東日本大震災に台湾人が寄せた義援金が世界で最も多かったこと」
でした。
 
台灣は人口わずか2,340万人。
飲食物の物価が日本よりもずっと安いです。
 
2011年当時のビッグマック指数を見ると、
日本ではひとつUS$4.08ドル(¥320)のところ、台灣ではUS$2.60(NT$75)。
ちなみに先日ご紹介した鹹豆漿は一杯NT$30、厚餅加蛋はひとつNT$38です。
 
2011年ビッグマック指数のレートでそれぞれ、
これがUS$1.04。

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こっちがUS$1.32。

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はあ、何度見ても美味しそう。
ビッグマック1個でこれ二つ買ってお釣りが来るなら、
出来立て熱々のこっち取るわ!
って論点そこじゃない。
 
2ドルそこそこで十分な朝ご飯が食べられる、
人口わずか2,340万人のところから311に寄せられた義援金世界一多かった。
それを「2011年でいちばん幸せなことだと思った」。
そこから聞こえてくるのは、迸るような「日本、頑張れ!」「力になるぞ!」という、台湾人の熱い思いと自負の心です。
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数字に表れない、民間レベルでの様々な支援もありました。

そのひとつ、日本三景の松島にかかる橋の修復。

台灣に日月譚という風光明媚な地がありますが、そこの観光船業者の方々の義援金

福浦橋の修復に役立てられたそうです。

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今回の台灣南部の地震、例の倒壊した建物は欠陥建築が指摘されていますね。

日本政府は義援金に続いて物資の支援も決定しました。

台湾南部で発生した地震災害に対する日本の支援 | 外務省

 

物資の第一弾が昨日台南に届いたようです。

news.livedoor.com

 

台灣と日本の間には正式な国交がいまだに結ばれていません。

でも、これほどお互いの距離が近く、温かい関係のところってなかなかないんじゃないでしょうか。

ありがとうの応酬、お互いの感謝を感謝で返したい気持ちがみごとに

つながって、輪になっていると思います。この輪をずっとつなぎ続けたいです。

 

あのときはありがとう。

いや、そのまえのこと、ありがとう。

それいったら、そのまえのまえのこと、ありがとう。

ありがとうをありがとう。

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 仙台の河原で見つけた五つ葉。